トラック買取で店側に提出しなければならない書類は、紛失してはならないものばかりです。例えば、車検証は道路運送車両法とよばれる法律に、運転するときに原本を携帯しなければならない規定があります。もし、紛失したまま、あるいはなくしてはいないが車内に保管していないまま運転をしていたことが発覚すると、罰金が科されます。道路交通法違反ではないため、違反点数や反則金はありませんが、犯罪歴がつくことになります。
また、自賠責保険証明書は自動車損害賠償保障法という法律に携帯義務の規定があり、不携帯が発覚した場合は罰金刑に処されます。これは、車内にコピーを保管していた場合や期限切れのものを保管していた場合も適用の対象です。車検証と同様に、自賠責保険証明書も運転時には原本以外の携帯は不可能となっています。自動車税納税証明書も車内に保管しておくべきものであり、なくなっていたり、汚れで記載内容が確認できない状態だと納税の事実を確認できず、車検を受けられません。
ただし、2015年度以降からはじまった電子化に対応している自治体であれば、万が一紛失をしていたとしても問題ありません。自治体のシステムから自動車税が納められているかどうかの確認が可能だからです。トラック買取の必要書類は、車内に一箇所にまとめて保管されているケースが多いです。もし、どれか一点がなくなっていた場合は、その他の書類も同時になくしている可能性があります。
トラック買取を店舗に依頼する前には書類の有無をきちんと確認し、無い場合はすみやかに必要な対応をとるようにしましょう。
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